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プレスリリース

ラドウェア、好評の仮想化アプリケーションデリバリーアーキテクチャ
「VADI(TM)(Virtual Application Delivery Infrastructure)」戦略を
さらに推進した「ADC Fabric (VADI(TM)2.0)」を発表

~仮想化対応ロードバランサAlteonシリーズに新たなラインナップの追加と
機能強化を実現!~

2012.02.15

統合アプリケーションデリバリーソリューションのリーディング・プロバイダーである日本ラドウェア株式会社(東京都目黒区、代表取締役:秋元正義、以下ラドウェア)は、アプリケーションデリバリーソリューションに革命的なメリットをもたらし、好評の仮想化アプリケーションデリバリー戦略「VADI(TM)(Virtual Application Delivery Infrastructure)」戦略をさらに推進した「ADC Fabric(VADI(TM)2.0)」を発表します。

現行のロードバランサの集約化を実現するAlteon5412シリーズに加え、「Alteon5224」シリーズと「Alteon10000」シリーズをリリースします。

また、分散対象のサーバのアプリケーション用のテンプレート「AppShape」を近日リリースいたします。

サーバやネットワークが仮想化されたデータセンタは、ビジネスに対して大きなコスト節減効果や、変化に対する俊敏性などの様々なメリットをもたらしています。同様にアプリケーションスイッチを始めとしたアプリケーション・デリバリ・コントローラー(ADC)が担う役割に対しても大きな変化が求められています。

ラドウェアは、ユーザがADCにおいて従来の環境から仮想化された環境へと移行する際に、パフォーマンス劣化の予測性や、アプリケーションの弾力性に関する潜在的な問題に陥るリスクを避けることができる製品である、フィジカルADC(Alteon Application Swithシリーズ)、マルチテナント型ADC(Alteon5412シリーズADC-VX)、ソフトウエアADC(AlteonVA)などを提供しておりますが、標準的なアプリケーションデリバリー用のインフラを、より俊敏性のある仮想化されたコントロールプレーンへと変換する画期的なアーキテクチャ「ADC Fabric (VADI(TM)2.0)」を提供します。

この「ADC Fabric (VADI(TM)2.0)」のアーキテクチャは主に下記の要素からなり、それぞれの要素に応じて最適な製品群をラインナップします。

・vADC per Application
-1Gbpsのスループットから購入可能なアプライアンスに最大24 vADCを集約可能なため、これまでのように、アプリケーション毎にVIPを立てて共有システムを異なるサービス間で共有するのではなく、アプリケーション毎にvADCを立て、サービス毎に独立したADC環境を用意できます。

・ADC P2V (migration)
-ADC-VXは、既存Alteon 2/3シリーズの設定をそのままインポート可能。
ADC-VXへの移行をスムーズに実施できます。

・vADC Migration
-ADC-VXのvADCとAlteon VAの設定は完全互換できます。ソフトウェア環境から、より高いスループットを持つハードウェアアプライアンスへのマイグレーションが、シームレスに実行できます。

・vADC Elasticity
-Alteon VAはスループットライセンスにより、10Mbpsから1Gbpsまで無停止で拡張可能です。
-ADC-VXのvADCは、設定で各vADCにスループット制限をかけるデザインであり、割当てられた物理リソースの性能範囲内(CU数)で、動的にスループット割当ての変更が可能です。

・AppShape (vADC Template)
-SAPやMicrosoft Share Pointなど、負荷分散対象のアプリケーション用のテンプレートを提供。初期パラメータの設定により、vADCの設定をジェネレートする機能を近日提供予定です。

上記「ADC Fabric(VADI(TM)2.0)のベースのひとつとなる、インスタンス完全独立型マルチテナントADC機能「ADC-VX」を搭載可能である新製品「Alteon5224」「Alteon10000」をリリースすることといたします。

●Alteon5224シリーズについて
従来のAlteon5412シリーズでは8Gbpsから最大20Gbpsまでの4段階の拡張に対応していましたが、今回新たに発表いたします「Alteon5224」シリーズは、最低スループット1Gbpsから最大14Gbpsまでの6段階のパフォーマンス拡張に対応しています。

また、ビジネスの成長に応じてスループットを拡張できる“Pay AS You Grow”のライセンス方式をそのままに、従来の5412シリーズで大好評だったマルチテナント機能「ADC-VX」を搭載。1台の筐体に最大24仮想ADCインスタンスを集約することが可能です。

これまで、Alteon5412シリーズでカバーをしていた大規模ユーザ向けのラインナップに加えて、ローエンド/ミドルレンジマーケット向けにも安価にマルチテナント型ADCをご利用いただけるようになります。

また、「Alteon5224」シリーズは現行のAlteon5412シリーズと同様に、マルチバージョン対応を実現する最新バージョン「AlteonOS バージョン28.1」を搭載可能です。

最新バージョン「AlteonOS バージョン28.1」は、1台の物理アプライアンス内で構成される複数の仮想インスタンスごとに、異なるバージョンのファームウエアをそれぞれ独立してインストールを可能にしました。またIPv6にもフル対応しているので、サーバ環境そのままにWebサイトのIPv6化も実現できます。

また、マルチテナント機能「ADC-VX」と連携した高度なソリューションを提供します。

これにより、1台のロードバランサで複数の仮想ADCインスタンスを利用したい、特にデータセンタ事業者様などにおいて、提供するサービスごとに異なるバージョンを利用者様に提供するようなケースにも対応可能となりました。

従来のマルチテナント型ADCでは、バージョンアップ時に複数ADCインスタンスごとにOS適用ができなかったため、全てのADCインスタンスに対して影響が生じましたが、AlteonOSバージョン28.1を利用することにより、個別のADCインスタンスに割り当てられた固有のバージョンのみのバージョンアップなどにも対応することが可能になります。

●Alteon10000シリーズについて
キャリア・グレードの世界標準規格であるATCA (Advanced TCA)プラットフォームを採用し、高い信頼性を提供します。最大80Gbps の卓越したパフォーマンス、高度なアプリケーション・アクセラレーション機能、オンデマンドの拡張性を提供します。

最大4つのペイロードを搭載し、1つのペイブレードあたり20Gbps、最大80Gbpsまでスループットをオンデマンドで拡張できます。
10G/1G のSFP+ ポートを15ポートおよび1Gの銅線ポートを8ポート搭載により大容量トラフィックを収容可能。ホットスワップ可能な3つの冗長化された電源ユニットを搭載による高い信頼性を確保しています。

さらにマルチテナント機能「ADC-VX」も充実。1ペイロードブレードあたり最大120の仮想ADCインスタンス、合計で最大480の仮想ADCインスタンスを同時に稼動可能。

業界最大のADC集約率により高い投資効果を実現でき、キャリア、サービスプロバイダ、エンタープライズの大規模データセンタに対するハイエンドのADCソリューションの提供が可能です。

●AppShape (vADC Template)
SAPやMicrosoft Share Pointなど主要アプリケーションを利用している負荷分散対象のサーバに対して、Alteonシリーズと連携が容易なアプリケーション用のテンプレートを提供いたします。
初期パラメータの設定により、vADCの設定をジェネレートする機能を近日提供予定です。

日本ラドウェアの代表取締役である秋元正義は次のように述べています。「既に多くのデータセンタがサーバ及びストレージの仮想化に取り組んでおり、次のトレンドとしてはまさにネットワーク機器の仮想化対応です。その中で、おかげさまで弊社RadwareのVADI戦略は多くのユーザ様、販売店様に指示されてきました。仮想化により、複数のADCを1台に集約できればハードウェアのコスト削減はもちろん、設置スペースや電力使用量の低減を図ることが期待できます。今回弊社は、このメリットを大規模ユーザのみならず、中小規模のユーザ様にも安価でお使いいただける点で画期的な製品ラインナップが揃ったと自負しております。これにより、より多くのユーザ様がRadwareの充実のソリューションをご活用いただければ幸いです」。

【日本ラドウェアについて】
http://www.radware.co.jp/
日本ラドウェアは、米国NASDAQ市場において株式を公開するRadware Ltd.の100%子会社です。ラドウェアは、長年にわたってミッションクリティカルなアプリケーションのアベイラビリティ、パフォーマンス、セキュリティを最適化・最大化するための、インテリジェント・アプリケーション・スイッチを開発・販売。その高い信頼性と高品質なサービスで、アプリケーションデリバリーのリーディングカンパニーとして、世界中で高い評価を獲得しています。


【参考】
ラドウェアが提供するVADI(TM)の基本コンセプトは以下の通りです。
●筐体に依存しないADCインスタンスの提供:これまで物理的に独立した筐体で提供されていたADCインスタンスを、弊社が独自に開発したADCハイパーバイザー上で動作させたり、ソフトウェアとして一般的なサーバ上で動作させたりすることが可能になります。これにより、クラウド時代のデータセンタに求められる、ビジネスの状況に応じたADCリソースの増減に対する柔軟性や俊敏性を実現します。

●ひとつの筐体で複数の仮想化されたADCインスタンスを運用できる、業界初のソリューション「ADC-VX(TM)」の提供:これまでの仮想化ADCソリューションは、個々の仮想化されたADCインスタンスについて、サービスレベルや耐障害性、管理性などの観点で本当の意味で独立であるとは言えず、ADCが仮想化されることによる様々なリスクを想定しなければいけませんでした。ラドウェアのADC-VX(TM)は、これらADCの仮想化によるリスクを極小化するために、独自に開発したADCハイパーバイザーにより、CPUやメモリなどのハードウェアの各リソースのみならず、ネットワークやマネージメントを完全に独立させた運用が可能となります。さらに個別の仮想化されたADCインスタンスで障害が発生した場合でも同一筐体内の他のインスタンスに影響を及ばさない設計となっています。

●オンデマンドでビジネスの拡大に対応:業界に先駆けて2008年5月に発売を開始して以来、数多くの導入実績を誇るラドウェアのオンデマンドテクノロジーが、VADI(TM)にも適用されます。これまでのスループットやSSLなどのアプリケーション・アクセラレーションなどの各種機能に加え、ひとつの筐体に設定できるインスタンスの数も筐体を交換せずにライセンスの投入のみでの拡張に対応しています。これにより、ユーザは初期投資を最小限に抑え、ビジネスの拡大に応じた投資、すなわち“Pay-as-you-grow”モデルを最大限享受していただくことが可能です。

●ソフトウェアADCも提供:ADC-VX(TM)のリリースに加え、今後1年間に様々なVADI(TM)関連製品をリリースいたします。中でも、一般のサーバ上で動作するソフトウェア版ADC製品も近日中にリリース予定です。