セキュリティ機能の強化とライセンスによるスループットの
アップグレードが可能
2007.05.22
ネットワーク機器の開発・販売を行うラドウェア社(NASDAQ:RDWR)の国内現地法人日本ラドウェア株式会社 (代表取締役:秋元 正義、所在地:東京都目黒区) は、2007年5月22日、アプリケーション・セキュリティ製品「DefensePro」の機能強化を図った、中小規模システム向けモデルDefensePro-x02(以下、DP-x02)シリーズと、大規模システム向けモデルDefensePro-x20(以下、DP-x20)シリーズを製品化し、本日より販売を開始、今後1年間で3億円の販売を目指します。
▲中小規模システム向け『DP-x02』
▲大規模システム向け『DP-x20』
企業間の接続や部門内外、社内外、国内外の接続が増加するなど、ビジネスを取り巻く環境が激しく変化するに伴い、DoSやワーム、ウィルスなどのセキュリティ脅威に対してその対策を講じる必要性は近年益々高まっています。
既に当社では、これらの課題を解決するアプリケーション・セキュリティ製品「DefensePro」シリーズを提供してまいりましたが、昨今の多様化、巧妙化、高度化する攻撃や脅威への対応、段階的な拡張等の要望をふまえラインナップを整理し、2シリーズのセキュリティ製品を提供します。
全機種に、攻撃や侵入に対する防御をハードウェアベースで行うSME(String Match Engine)注1) を搭載してパフォーマンスの劣化を防ぐとともに、攻撃パターンの自己学習機能を搭載するなど、セキュリティ機能を一段と強化しました。
ローエンドモデルのDP-x02シリーズは、ライセンスを購入することにより100Mbpsから500Mbpsまで、スループットの段階的なアップグレードが可能です。同様にDP-x20シリーズは、600Mbpsから3Gbpsまでスループットの段階的なアップグレードが可能ですので、予算に合わせた導入と段階的な拡張が可能となります。
本製品の特長
1.すべてのモデルにSME注1) を搭載。統合化されたセキュリティ機能を提供
昨今の攻撃の巧妙化と高度化に伴い、シグネチャ注2) 自体も複雑化しています。ハードウェアベースのSMEを搭載してパフォーマンスの低下を防ぐとともに、自己学習メカニズムで新しい攻撃や高度な攻撃に対してもその攻撃特有の動きを学習し高い精度で防御します。また、正当なトラフィックに対してはその帯域を確保するなど、高度なセキュリティ機能を全てのモデルに搭載しています。
2.SIP注3) の保護
SIPサーバ、ソフトフォンなどのVoIP(Voice over IP)システムをSIPプロトコル違反から保護し、シャットダウンやDoS攻撃、悪質な乗っ取りを防止します。
3.IPv6対応
IPv6プロトコルを使用したIPS、DoS攻撃防御などをサポートしています。
4.セキュリティアップデートサービスを提供
ラドウェア社の365日24時間体制のセキュリティ・オペレーションセンターが、セキュリティアップデートサービスとして、加入者に対して、随時新たな攻撃のシグネチャフィルタを配信するほか、緊急時にもフィルタを配信します。
製品の詳細は、http://www.radware.co.jp/product/dp/index.htmlをご覧下さい。
本体小売希望価格及び出荷時期
製品名 | 本体小売希望価格(税別) |
出荷時期 |
---|---|---|
DP-x02シリーズ | オープン価格 |
2007年5月より |
DP-x20シリーズ | 835万円から |
2007年5月より |